土留め

家を建てるためには、まず第一に安全で綺麗な土地が必要です。安定した土地や地盤を確保するため、斜面の土が崩れるのを防いだり、歪な段差を整えるための工法が土留めです。土留めには「擁壁」と呼ばれるコンクリートの壁を利用することがあります。擁壁には主にL型と斜面型の2種類があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。また、大建総業では石積みにより外観にもこだわった土留め工事もお届けしています。

■L型擁壁
地盤をL型の擁壁によって支える土留めの工法です。斜面の部分ができないので土地を有効的に利用することができます。
工事するにはある程度固い地盤が必要となるため、必ずしもすべてのお宅で施工できるとは限りません。また、工事範囲が広くなるため斜面型の擁壁に比べ価格が少し高くなります。

■斜面型擁壁
斜面型の擁壁で地盤を支えます。工事範囲が狭いのでコストを抑えられるのがメリットです。
ただし、土地の形は斜面になるので土地の有効利用度はL字型に比べて劣ります。

シンプルでも丈夫で長持ちするものがいい方には、特別な装飾のないコンクリートの擁壁での工事を行います。
反対に、ただのコンクリートでは味気なくて物足りないという方には、石積みによる土留め工事もご案内しています。
土留めの工事を行いながら、住まいの外構にアクセントと装飾を施せる、一石二鳥の工法です。

都留市のN様邸の施工事例です。

お寺周り一帯を土留めしました。また本堂アプローチを施工し、あまり目立つことのない細部にも神経を行き届かせ、参拝される方々に満足していただけるよう心掛けました。

寺の裏庭を和風ガーデニング風に施工しました。

道路に面した箇所に、自然石による石積みをし土留めしました。

土留め工事を行いました。